2014夏ツーリング ― 2014/09/03
今年もお盆休みに恒例の夏ツーに行ってまいりました。
写真はあまり撮らないので、きれいな紀行記事になるはずもなく、中年オヤジ2人旅の記録です。
今年も義兄にコースやら何やらおまかせ、これでどーだと送られてきたのがコレ。いいんじゃね、人に計画させておいて文句つけるタイプではありません、で即決。
今年のテーマは奥只見方面の国道352号線を走ることで、2年前に行こうとして土砂崩れ通行止めで断念したコースです。
道幅狭く、クネクネ+高低差激しく、いたるところで沢水が道路を横切り、バイクはともかく、四輪はおすすめしません。司令官に運転させてドライブにきたらブーイングの嵐と思われます。
仙台を出て猪苗代湖経由、会津田島で1泊、黄色コースがとりあえず2日目の予定、ただし2泊目はどうなるかわからんのでホテルは現地調達しようと。(毎年結構な距離を走って疲労困憊になるので。)
結局魚沼近辺はいっぱいでホテルとれず、会津若松まで走り、こちらも結構いっぱいだったものの、ギリギリキャンセル空きにすべりこみセーフ。
なんかなー、以前はお盆のビジネスホテルなんかガラガラとは言わないが、苦労しなくてよかったのになー。
ちょびっと観光ぽく・・・郡山市のなんとかの風の丘(?忘れた)という風力発電サイトです。全部で20基くらいありましたかね。
奥のほうにプロペラが地上に置いてあると義兄が言うので行ってみました。地上で見るとデカさで迫力があります。
ペラ断面。
長さ伝わりますかね・・・
ペラ先端。主翼ならウイングレットなんでしょうが、ペラも同じような効果があるんだろうか?
中央部のコレは調整用のタブか?などとマニアックに反応する我々は2人して元ラジコンパイロット。
2人ともとにかくバイクで山の中走ればそれでいいタイプなので、観光スポットとかはあれば寄る、という感じで「屏風岩」です。宮城県白石市の材木岩と似てました。
左が義兄のオフロードマシン、右が小生のビグスク。決してバカスクではありません。前オーナーがつけたメッキパーツは「キンキラしてるのキライ」でむしりとり、マフラーはノーマル、オプションオーディオも一応ついています(オーディオパッケージではない)が、スピーカーを鳴らすことはありません。これはそのうち外してヤフオクで売り飛ばそうと思っています。
義兄のこのバイク、3年前くらいに新車で買い、この夏のツーリング以外はエンジンもかけてもらえず、毎回出発前にバッテリーが上がっているというかわいそうなヤツです。今年は充電で復旧せず、バッテリー新調したそうです。
秘境奥只見湖(だと思う)。
こんな感じで適当に止まって休憩しつつ、ひたすら山の中を走る2人の中年オヤジ。ん?初老か?
えー、これは写真残ってたので載せただけです。352号線の途中です。
奥只見湖をはさんで反対側を走るシルバーライン。新潟側から見て一番奥にある発電所のためだけに作られたという、いろいろウワサの絶えない道路。全工程の7、8割がトンネルだそうな。今は奥にスキー場もあるので、冬にそこに行くのは便利なんだろうか。
二輪は通行禁止で、途中にある入り口まで行って撮った写真です。写真はきれいに見えますが、実際は暗くてなんかブキミな感じがしました。禁止しなくても走る気しねえっつーの。
会津若松のさざえ堂。世界でも珍しい二重らせん階段になっており、一方通行で入り口から出口にスルーします。「拝観料高め(400円だった)のわりに、入ったと思ったらすぐ出口という感じ、でもいっぺんは話のタネに」というネット口コミでしたが、まあそんなもんでした。
話は変わって今回使ったナビ。サンヨーゴリラNV-SB570DT(2010年製)です。当然ヤフオク・・・いや、これはアップガレージ通販中古だったです。
今までナビはハンドルブレースにつけていたのですが、純正スタンドを両面テープで固定、ここに設置したことで運転中の視線移動が少なくて済み、非常に調子よかったです。
日よけのバイザーを自作するつもりでいたのですが、固定方法に悩んでいるうちに時間切れ、天気予報はほぼ曇り・雨だったので今回はまあいいかとパスしました。
このナビは非常に気に入っております。タッチパネルの反応、ユーザーインターフェース、画面構成等、今まで使ったうちでは一番です。防水仕様でBluetooth内蔵だったら文句無くサイコーなのですが、四輪用なのでやむなし。二輪用ではこの完成度は無いでしょうから工夫して使えればヨシ。
後ろについているのはBluetooth送信機です。ヘルメットにスピーカーを仕込み、ワイヤレスで受信して音声案内を聞いてます。たまに音楽も。ツーリング中に眠気がきたときに音楽かけると目が覚めます。
幸い雨はほとんど降りませんでしたが、雨のときはこうするつもりでした。
Ziplockの小はダメ、大は大きすぎかな、別ブランドの中サイズです。このビニールの上からでもタッチパネルの操作は問題なくできます。
電源まわりとETC(自主運用)本体はここのボックスに入れてます。
9月も連休あるなあ、どこか行ってこようかなあ・・・とつらつら思うこの頃です。
バーベキューテーブル2代目自作(1/2) ― 2014/09/16
我が家はけっこうBBQが好きです。(司令官も準備がラクなので大スキである)
広いテーブルの真ん中にBBQコンロがあったら便利だろうと思い、ホームセンターやアウトドア用品店を探しましたが、いまいちテーブル自体が小さいとか、アミアミ天板とか、気に入らなかったので、数年前適当に自作しました。
初代はここの下の方で紹介↓
このときは、何度も使うかどうか自信がなかったのでお手軽に塗装済みコンパネを買ってきて作り、(身内に)思いのほか評判が良かったものの、しょせんコンパネ、板がボロボロ、脚はサビサビになってきました。
では作りなおそう、今度は多少手をかけてカッコも気にするか、しかし面倒な工作はイヤダ・・とかなりお手軽なやつです。木工等の先達サイトではすごい完成度のものが多くあこがれますが、到底小生には技術的&根気的にできません。
なんつーか、オレは狭く深くではなく、中浅でやや広く、みたいな感じか、とこの頃思っていますが、司令官によれば「十分狭い」と。
今回のアップグレードメインは天板です。つーかコレしか無いな。
1,800×900mmのなんとかパインの集成板で、4千円弱くらいでした。厚いと重くなるので薄めを買い、店でまっぷたつに切ってもらいました。
さて、多少は手をかけよう。だいぶ前に買って、まともに使うのは今回初めてという「ルーター」です。板や角材の角を丸めたり、化粧したりする道具です。
角を丸めるだけなのでこんな感じに刃をセット。
ありゃ、段がついてしまった。コレは裏面にします。
ちょっと刃の高さを調整してこっちはまあまあ。
コンロが入る部分を切り取ります。手前から向こう側には丸ノコで切り・・・むー、あっち側はどうやって切るか考えてなかった。丸ノコを上から
おろしましたが暴れてあぶなかったです。良い子はまねしないように。
表面にかる~くサンドペーパーをかけ、濡れ雑巾で粉をとって乾いてからニスを塗りました。油性の一液性ウレタンニスです。
水性が手軽と思いますが、以前家のテーブルを水性でやって、いつまでもベタベタするし、水がかかると白く濁るしで後悔しました。このへんは塗料次第かもしれません。
1回塗って2時間ほど放置、軽くペーパーかけて2回目を塗り、余りで裏を塗れるだけ塗りました。もう2回くらい塗るとよさげだが、ニスがなくなったので塗装終了。
裏面。全部は塗れんかった。
初代から丁番部分を移植しました。接着剤だと修正がきかなくなると思い(本当はめんどくさい)、とりあえず強力両面テープで位置決めして後でタッピングで止めます。
2つ折の図。
ドリルで下穴を開け、皿ネジ用にこんなので座ぐりします。
ネジはちょっと高めですがステンレスが好きです。なんとなく高級そうに見えます。
長くなりましたので(2)に続きます。
バーベキューテーブル2代目自作(2/2) ― 2014/09/16
(1)からの続きです。
初代からこのテーブルはこの脚部品があったからできたといっても過言ではありません。
一応BBQ用だから車に積めるようにと考えると当然折りたたみになりますが、軽くて強度がある折りたたみ脚を作る技術はありません。
最も信頼しているホームセンターで「ほーら、あるじゃん、いいのが」。ちなみに司令官のパート先のホームセンター、その他の店にもこれはありませんでした。通販でも見ないんですよねえ。初代に続き今回も在庫は4本、買占め。
初代の脚がサビサビだったので、外してサビ落として適当にサビ止め塗って使おうと考えていたのですが、なんと司令官が
「せっかくきれいな板使うんだから脚も新品がイイ」
「へ?金かかるよ?1本千円ちょっとすんだよ?それが4本だよ?」
「出しましょう」
・・・やっぱりBBQテーブル気に入ってんだ、& 準備がラクなBBQの回数増やそうという魂胆だな・・・
付属のネジで取り付けるだけでOKの折りたたみ脚。
取り付け時にちょっと工夫します。こっち側はこの対角線に合わせます。
長辺の向かい側(たたんだときの向かい側)の脚は対角線から若干ずらして取り付けます。
4本取り付けました。10分もかかったろうか。
ここまでできたところで、この日のBBQに使いました。
するとドラ2(次男)が「あれ?耐熱処理は?」とナマイキなことを抜かします。初代はコンロ穴のまわりにステンレステープでなんちゃって耐熱処理をしていたのでした。
ふ、父が考えてないとでも。
(やや)高級感を醸し出すべく、アルミアングルを使います。
向こう右側にあるのがこれに使った道具、切断・荒削り用にグラインダー、バイス(万力)、仕上げ用のヤスリです。
角は45度に切ると。目分量でやったらこんなに違いました。
最初からゲージ作れって。
我ながら下手だと思いますが、ゲージ無しでやったら目もあてられませんでしたので、厚紙45度ゲージだけでこんくらいにはなりました。
はじっこが開いてますが、気にしません。これは後で見えなくなります。
(偶然)すごくうまくいった部分。
ワクができました。当然取り付けはお手軽な両面テープです。はがれたらやり直しゃいいんだ。
使うとき、真ん中が逆ヘの字のようにやや下がり気味だったので縦の真ん中にアルミ板を入れました。
アルミアングルがむき出しだと、下側に焼肉のタレとかビールとかモロモロ染み込みますので、アルミテープでカバーします。汚れたらアルミテープだけ貼り直せばいいんでねーかと。
丁番部分も適当に処理します。
貼り直しはまずダメっすね。いい加減かなり面倒くさくなっています。
しかし、定規でそれなりにこすると、結構きれいになりました。
こういう長いテープを貼るときに、端からすーっと押さえていきたくなりますが、シワになる素材の場合は真ん中、真ん中、と点で押さえていった方がうまくいくと思います。これはラジコン飛行機のフィルム貼りがそうで・・・どうでもいいか。
1回目にBBQしたときに司令官に言われました。
「お父さんともあろう人が・・・ほほほ」
ゴミ袋フックの位置を間違えたのです。司令官の向かい側につけてしまいました。向かい側は司令官にとって「お義母さん」の場所です。
いつものように責めるでもなく、心から笑うでもない「ほほほ」は結構コワイものがあります。
この左側が司令官の定位置です。ゴミ袋フックはここに無ければナリマセン。
出入り口にも一番近い位置なので、2本目の冷えたビールを持ってくるのにも都合がいいのですが、顔が赤くなった3本目以降はドラ2に「持ってこい」となります。
あ、顔が赤くなった司令官は1本飲んだ後で、3本目以降は小生の3本目以降のことです。司令官が3本飲むワケではありません。
つまり司令官が1本飲み終わる前の小生の2本目は司令官が持ってきますが、
司令官が1本飲み終わると赤くなってどうでもよくなっており、小生が「おい、ビール」と3本目を要求すると司令官が「ドラ2!お父さんにビール!」となるという・・・どうでもいいか。
完成しました。
材料費は1万くらいと我が家にしては今回ちょっとかけ、コンパネ初代よりはだいぶ見栄えよくできました。広いテーブルは快適で、ウチはこれ無しではBBQやらないと思います。
欠点は多少重量があるので一人で扱う(脚出すとかたたむとか)時はちょっとコツがいることです。2人でやればどうということもありませんが。
使った材料(値段はうろ覚え)
なんとかパイン板 3,980円
ニス・うすめ液・ハケ 1,500円くらい
脚 4千数百円
アルミアングル 千円くらい
タッピング 数百円
蝶番金具、折りたたみ部の太いアルミアングル等は初代からかっぱぎました。
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