手組でタイヤ交換2019/11/18

我が家のメインカー、CR-V/RD7の夏タイヤがそろそろ寿命のようです。

司令官がGSで「あー、これダメっすね、パンクしますよ、新しくしましょう!」と言われたというので見てみると、確かにスリップサインは近いものの、まだサインが出るまで1mmくらいあります。

そういう大げさなことを言って不安をあおるような奴から買う気はねえ!ということで中古のよさそうなやつをヤフオクでゲットしました。送料込みで約16,000円。

前回は通販で新品タイヤを買い、近くのショップで交換(はめ替え)してもらったのですが、12,000円ほどかかった記憶があります。
時間はあるし、今回は自分で手組してみようかとチャレンジしました。(タイヤレバー等の工具で5,000円ほどはかかりました。)

冬タイヤに交換してからかかれば、来年春までにゆっくり1本ずつやっつければ何とかなるんじゃないかなあ。(以前ビグスクのタイヤ手組みして死ぬほど後悔した記憶は蹴飛ばした)
バランス?そんなもん1回ロックさせたらムダだと思うが?ダメだったらそれだけショップに頼もう。



左:スリップサイン目前のトーヨートランパスLuII
右:八分山くらいのヨコハマブルーアース


手組の最難関はビード落としでしょう。タイヤの耳(?)をビードといい、ホイールの外側の方にあるビード用の溝にはまっていて、まずこれを内側に外さなくてはなりません。最初、クルマを重しにしてテコ的にやろうとしましたがうまくいかず、次善の策でよくあるパンタジャッキを使う方法を試しました。

丈夫なスキマが必要な方法ですが、我が家ではここ(右側が家、左が裏の塀)くらいしか見当たらず。2×4材を適当な長さに切り、先端をくさび状に落としました。

ビードがなかなか落ちない・・・押していくととタイヤが手前に傾くし、ジャッキハンドルも回しにくい。



ジャッキとタイヤを反対に入れ替え、ジャッキハンドルが家の角から出るような位置にして普通に回せるようになった。




食い込みます・・・あれ?なんで固い?



エア抜いてませんでした。あぶねー。ムシ回しでエアを抜きます。



バコ!みたいな音がしてビードが落ちました。これで勝ったも同然。
これを表裏×4本で8回やります。




タイヤ入替のコツは、ビードをホイールの内側の深い溝に入れながらやることで、ヒザで押さえつけながらが基本なのですが、タイヤが17インチと大きめなので、ビードを押さえつけるビードヘルパーというのを使いました。使用感は、まああって助かったかなー、くらい。最初ヒザで押し込みながらやってみましたが気温が低くゴムが固めでなかなかビードが内側にいてくれません。ヘルパーで押さえつけているので知らないうちに溝から外れるのを防いでくれます。小さめタイヤとか夏場ならいらないと思います。




表側外しました。全身使うのでさすがに途中経過は写真撮れませんでした。



外れた・・・このときの達成感はハンパなかったです。



タイヤ入れるのは外すよりだいぶラクに入りました。コンプレッサーでエアを入れていくと、ビードが上がる(ビード用の溝の凸部を乗り越えてはまる)とパン!と音がします。裏表で2回パン!と鳴ったら終わり。



ビード上がる前。



ビードが上がった状態。


結局この日、4本外して2本新しい(中古ですが)タイヤを入れて時間切れ。普段使わない筋肉を酷使して体はバッキバキ。あー、腰いてえ・・

「春までにゆっくり1日に1本やればいいんだ、って自分で言ってたじゃないの!なんでそういっぺんにやろうとするの!バッカじゃないの!」と容赦なく罵倒しつつ湿布を貼る司令官。いや、オマエがいつも言う「アタシのクルマ」のタイヤやってやったのに。湿布の最後にビタン!とたたくのはお約束なんでしょうか。

2日後、残り2本を入れて今回の作業終了!・・・ではなく、古いタイヤ4本を処分しなければなりません。車検頼んでるところでも引き取ってくれるでしょうが、安そうなので宮床というところにあるタイヤリサイクル東北に持ち込みました。税込み4本で792円、安っ!これからもここだな。次があるかどうかわからんが・・・あるな、きっと。