CR-V/RD7 ドアミラー修理2015/04/06

このブログはRD1のドアミラー修理から始まったのですが、今回はRD7のドアミラー修理となりました。
司令官から電話。
「あのさー、ミラーが動かないの、変な音がするのー」
「ヴイ~・・・聞こえたあ?」(スマホをミラーにくっつけたらしい)
「ディーラーに持ってったほうがいい?」
「ヤメロ、数万とられるぞ。」
「あっそ。じゃあ直してね、よろしくっ!ブチ」

家に帰ってチェック。キーONにするとヴイ~と音がするものの閉じる・開くは言うことをききません。
ここで頭をよぎったのは、このブログで以前いただいたコメントでRD6のドアミラートラブルがあったという話。なんとなく同じ原因ではないかと推測・・・



RD1ではここのカバーを外すとコネクタがあったのですが、RD7はドア内張りの中です。めんどくせえ。写真の右下に見えている穴のクリップを外し、ドアハンドルの奥のカバーを外してタッピング2本とります。
内張りの下側に手を入れてバコッバコッと外すと上の方にコネクタが見えます。





ゴムカバーをめくり・・・



ここでコードが止まってますので外します。



ここも開きそうなのでとりあえず開けてみる。



上に見えているこの軸部分を後で外します。



下の3本のビスを外して右側とミラーをフリーにします。



鏡を外すには、ミラーの下側から白いプラとのスキマにマイナスドライバーを突っ込んでグイーっと。写真ボケました。



鏡の上が引っかかるようになっているので、この状態から手前にひっぱって外します。




4本のタッピングを外します。



右側からある程度コードを中に持ってきて、機構全体を左側にひっぱってこんな感じにします。




コードを引っ掛けているところを外し・・・



モーターがついている部分を止めているタッピング2本をとります。



モーターについている基盤は矢印方向にひっぱると外れます。




モーター部を上に持ち上げると内部はグリスだらけ・・・うん?なんだあそこは。なんか外れてるな・・・



裏側を見るとおかしなところが。



ギヤ外してみる。



こっちのギヤを外すと・・・



ここに穴が開いてます。




穴開きの原因。
ここの裏側壁が壊れて穴が開き、ギヤシャフトの軸受けが後ろにずれて噛み合わなくなったことが今回の故障の原因でした。




ここをうまくふさぐには・・・



プラリペアがいいんですが、粉はあるものの液が無い。そこで以前に買っておいた、プラリペア代わりに使えるという評判の100均のブツ。アクリルパウダーとそれを溶かす液体だからまあよかろうと。とりあえず粉はプラリペア純正を使いました。




振りかけて・・・




溶かし、振りかけて溶かし・・・と何回かやりまして。



もうちょっと補強しておきたいがなんかないか・・・お、真鍮のネットがあった、これでいいかと適当に切り・・・



100均のパウダーを惜しげなくモリモリして固めました。見た目最悪ですがいいんだ、そんなの。

クルマに取り付けて無事直りました。
今回は司令官も数万円を覚悟していたらしく、かなりうれしそうな「さすがね、アナタ!」でした。

同じ症状になった場合、モーターとかギヤが見えるところまでばらさなくても、ケースの裏側だけふさげばいいような気がします。壊れ方によりますので責任は持てませんが。


空撮再び2015/04/08

だいぶ前にラジコン飛行機で空撮をしたことがありました。
当時小型デジカメが出てきて、これなら飛行機に積めるかと思ってやってみた、というレベルでしたが。
今見たら2000年なので15年も前でした。そのまますっかり放置して忘れていたのがこれです。

最近思うところがありまして、マルチコプターで空撮を再びやってみようかということになりました。今はマルチコプターというヘリなんだかなんなんだかよくわからん飛行物体がすごい、ということでまずはおもちゃで練習しました。
私は飛行機はそれなりに(ローリングサークルくらい)飛ばせましたが、ヘリは付き合い程度で、ホバリング卒業~上空を飛ばせるようになったあたりでラジコン休止してました。
昔の仲間から「最近のトイラジのヘリはド安定ですげーぞ」と聞いてはいたものの、あまり食指は動かなかったのですが・・・


これらが練習のために買ったおもちゃです。やってみての感想は「すごい」のひとことです。まさにド安定。10数年ぶりでも部屋の中でホバリング楽勝です。(左の機体はモード2仕様ですが送信機は京商のモード1で問題ありませんでした。)





これが本番用の DJI Phantom2 Vision+というやつです。まともな画撮りたければまずはこれからやれとモノの本やらサイトやらにありましたので、先達の言うことは素直に聞きます。




飛んでるカメラからの画像がスマホで見えます。F1でおなじみのテレメトリー
という感じで、バッテリーレベルやら高度・速度・GPS捕捉数とか各種情報がわかります。
飛んでる最中に電話かかってこないように、とマニュアルに書いてあったので、おー、なるほどと解約済みのスマホを専用機にしました。




色々な準備作業をやりました。操縦以外の習熟にこんなにかかるとは。


機体の形状からわかるように、飛んでいるときの前後が非常にわかりにくいことが予想され、対策として有効そうなヘッドランプ的なモノをamazonでみつけました。
元々、GPSユニットの裏側のシールドを強化するとGPSの捕捉が良くなるという話があり、それをやるつもりでアルミ粘着シート等を仕入れておいたので、一連の動作確認が終わったところでとりかかりました。



丸印のネジを4本腕分外します。



上部とはGPSユニットのコネクタだけがつながっています。?ん?ケーブルが一応シールドされている・・・




おや、シールドが改善されています。以前はシールドが真ん中だけ円状で、ケーブルも右下から出ていましたが、シールドの面積拡大とケーブルがシールドの下を通っています。このようにする予定だったので、じゃあいいかと。
機体は新型だということですね。



内部はこのようになっています。丁寧な感じは日本製品にはまだ劣りますが、思ったよりはまともに見えます。ネジ受けは金属ナットが埋め込まれていました。てっきりプラに直接タッピングかと思ってました。




LEDがたくさんついている円盤を進行方向に貼り付けるブツです。
でかいコネクタがかなり邪魔です。



躊躇なくぶった切ってハンダ付けしました。



ここにバッテリーが入ります。左側のバッテリーコネクタに接点をかぶせる感じです。
ここが接触不良で点灯しないことがあるようなので、後で何か対策を考えます。




下にPCとつなぐマイクロUSBコネクタがあります。LED円盤はマジックテープで固定します。




とりあえずテスト。かなりの明るさですが、晴天下の上空でどうかな。ユーザーレビューはそれなりにいい感じではありました。



ちょっとコードが短かった。後で取り替えよう。




カメラ部。思ったよりかなり小さいです。画質はGoProまではいきませんがそれなりに良いとの話。3軸ジンバルで、機体が傾いてもカメラの角度は変わらない、はず。

さて、ブツは揃ったので練習に励もうと思います。久々にラジコン操縦士登録、ラジコン保険にも入らなくちゃなあ・・・